初めまして！今年5月より社員となりました建設調査課　田中です。
今回よりブログ参加となります。よろしくお願いしますm(__)m

私は食べることが大好きで、人生の楽しみの8割は食で出来ていると思っています。
叶うならば好きなものを好きなだけ食べられる生活を送りたい……（ちなみに好物はラーメンとマトンジンギスカンです）
これは大学生時代も同じでした。
が、いかんせん学生ですのでお金がない！バイトの給料日前は1つの袋ラーメンを半分に割って2日かけて食べるような生活を送るほど。好きなものを好きなだけ～なんて余裕はどこにもありませんでした。午後の講義にラーメンのにおいをまとったクラスメートが入ってくる度に悲しくなったことを覚えています。

そんな時に覚えたのが「食に関する本を読んでとりあえず食べた気になる」ということでした！
口寂しくなると「青空文庫」というネット上の無料電子図書館にアクセスし、北大路魯山人（「納豆茶漬け」など）や佐藤垢石（「たぬき汁」など）のグルメエッセイをよく読みました。
そしてそれをおかずに白米を食べる……落語「しわい屋」に出てくるうなぎの香りでごはんを食べる人のような感じですね( ;∀;)

今でも思うように食事をとれない時は本を読んで溜飲を下げています。
最近はグルメ本ブームのようで（？）昔に比べて色々な作品が出ていますね！
以下に実際に読んでみておいしかった本をいくつか紹介しますので、皆さんもよければ読んでみてください。

・異世界食堂（久住昌之）：異世界人がこちらの世界の洋食屋に迷い込み、料理を食べては感動する小説。普段何気なく食べている料理のおいしさを再認識することが出来ます。いわゆるライトノベルですが、文体がしっかりしているので苦手な人でも読みやすいです。

・きのう何食べた？（よしながふみ）：男性が男性のために家庭料理を振る舞う漫画。社会的マイノリティの問題も出てきますが、おいしそうな料理のおかげでなんだかんだ丸く収まります。
・酒のほそ道（ラズウェル細木）：おいしいお酒と肴とつい人に話したくなるうんちくがいっぱい出てくる飲兵衛漫画。手塚治虫文化賞を受賞しています。これに限らずラズウェル細木さんの作品はどれもこれもおいしいので本当にお勧めです！よくコンビニ本になっています。

・駅弁ひとり旅（はやせ淳）：全国各地の駅弁と電車が出てくるグルメ＆鉄道漫画。かつてこれを片手に青春18きっぷを使って駅弁を食べに出かけたことがありました。私が乗り鉄になったきっかけの本です( ;∀;)