先日、ピアノの練習をしていた所、指が届かない、やりにくい場所がありました。
私の妻に聞いた所
「ん?何がやりずらいのかわからない」
とのこと。
そして決定的なこの言葉
「普通にやればいいじゃん。普通にやればできるでしょ」
この言葉、息子が少年野球を始めた頃、よく私が息子に言っていた言葉でした。
「普通に投げろ。普通にバット振れ」
「何でできないの?普通にやればできるでしょ」
息子も普通にやっているのにパパから色々言われ、訳わからずに混乱していたんだろうな。
大反省…。
できない人にとっては、この普通ができない。
今回のピアノの指の動きは結局、妻の手首が回転していることに私が気づき
「お〜、ここで手首を回転させるから指が届くのね」
と理解しました。
妻には
「手首の回転なんて意識してないよ。自然とそうなる」
と言われ、できる人とできない人の認識の違いがよくわかりました。
これは仕事でも一緒ですよね。
新人など仕事のやり方がわからない人に対して
「普通にやればできるでしょ」
は言ってはいけない。
その人に寄り添いどこがわからないのか理解して丁寧に教える。
何度も繰り返し教える。
「普通にやったらできた」となるまで粘り強く教える。
できない自分になって初めて気づいたことでした。
私のピアノはまだまだ発展途上。
色々なことを普通にできるようになって来年の発表会に臨みます。