ポケモンと聞くと何を思い浮かべるでしょうか？Pokemon　GO？今年夏に出てニュースにも連日取り上げられ、なんと流行語トップテンにもなりましたね。
今回はPokemon GOではなくそれのもととなったポケットモンスター　サン・ムーンについて書きます。

ポケットモンスター　サン・ムーンとは、20年前に出たゲームボーイソフト、ポケットモンスター　赤・緑から続く正当な続編でNINTENDO　3DS対応ソフトとして2016年11月18日に発売されました。
このゲームのシステムは、フィールドに現れるポケモンを捕まえ仲間にし、パーティーを強くして強敵を倒していき、最後にはチャンピオンになるというものです。また、捕まえたポケモンは通信を介して交換でき、それにより図鑑を埋めていくというコレクション性もあります。

本編のストーリーでは図鑑を全部埋めなくてもクリアでき、むしろ本編後がポケモンの楽しみの始まりといっても過言ではありません。強いポケモンを育てたり捕まえたり、他のプレーヤーと対戦したり、図鑑を埋めるため本編後のサイドストーリーを進めたり、他のプレーヤーと交換したりなど、かなり遊びごたえがあります。

発売されてまだ1か月ほどですが、感想を書きます。
今回の舞台はこれまでの地続きではなく4つの島をめぐる冒険で、どうやらハワイ諸島をモチーフとしているようで南国ムードいっぱいです。地続きのマップの時はポイントごとに関所があり、イベントをクリアするごとに先に進めるという形でした。今回は島内にも関所があり、イベントをこなし先に進める形ですが、各島のボスである島キング、島クイーンを倒すと次の島へ船で行き、新たなステージが始まるという感じで雰囲気が変わり飽きが来ません。

仲間となるモンスターもこれまでの舞台と離れている島という設定の下、今までのモンスターの一部をリージョンフォルムという名で姿を変えています。

このリージョンフォルムの中で面白いと思ったものをいくつかあげますと、まずはナッシーというポケモンです。
このポケモンは初代のポケモンから出ていたのですが、私的見解では見た目ヤシの木に足が生えた姿で愛嬌があるのですが、あまり強くない印象でしたので使っていませんでした。
これがリージョンフォルムになると、首（胴？）である木の部分がぐっと伸びてなんと紹介画面から顔が見切れる状態です。これまで最大サイズとされているクジラポケモンのホエルオーですら画面内に収めていたのにです。これはとてもインパクトがありました。

次はライチュウでしょうか。ポケモンで一番有名であろうピカチュウの進化した姿ですが、進化することによりもちろん強くなるのですが、飛躍的というほどでなくピカチュウの可愛さから進化させずに使っている人も多かったと思います。これがリージョンフォルムになると従来のガキ大将的な感じからふわっとした姿になりエスパーという種族にもなったため実際に浮かんでいます！これは雷種族が苦手としていたじめん属性の技を受けなくなり、とても使い勝手がよくなりました。見た目も実践でも使えそうです。

ポケットモンスター、20年たっても面白さが衰えていません。まだまだ続いて行ってくれるといいと思います。