Blog

ブログ

弁論術の3要素

2022.05.31

先日、哲学の本をAudibleで聞いていた際、アリストテレスの説いた弁論術の3要素「ロゴス」「エトス」「パトス」の切り口に出会いました。
この言葉はペップトーク普及協会代表理事の岩崎由純先生から何度も何度も聞いた言葉。
ただそれまでは全然腹落ちしておりませんでしたが、今回、やっと腹落ちしました。
この3つはギリシア語ですが、英語(日本語)で言えば「logic(論理)」「ehic(倫理)」「passion(情熱)」です。
人を説得するためにはこの3つの要素が必要ということ。
・目的がわからない、効果がわからない=「論理的」でない
・詐欺、中身の見えない儲け話=「倫理的」でない、「信用」できない
・話にエネルギーを感じない=「情熱的」でない
いずれかに該当する話では人は動かせない、ということ。
みなさんも相手を説得したい時、この3つの視点を意識して話をすると伝わり易いと思います。

うちの社員でいうと「パトス」が足りないかな、って思うことが多いですかね。
提案してくるのですが、「本当にやりたの?」と感じることが多いです。
ただ先日、梅澤のとある提案で「ロゴス」が弱かったので突っ込んだのですが
「パトス」全開で反論してきたので、「では、任せてみようか」という気になりました。

「うまくいけば社員の手柄」「うまくいかなければ社長の責任」ということで
みんなにはどんどん提案してきてもらって、新しいことにチャレンジして欲しいと思っています。

アリストテレスが生きていたのが紀元前300年代なので、今から2,300〜2,400年前。
その間文明は進化してきましたが、人間の本質(考え方)は変わってないなぁ、と思いました。
たまには古典など読んで、昔から変わらない人間の本質について学ぶのもいいなぁ、と思いました。

アーカイブ

TOPに戻る
事業内容・施工実績

事業内容・施工実績

会社情報

会社情報

サスティナビリティ

サスティナビリティ

豊清工業の人

豊清工業の人

ブログ

ブログ

contact contact

お電話でのお問い合わせ

電話番号:043-498-3943 電話番号:043-498-3943

受付時間 9:00~17:30(土日祝除く)

メールでのお問い合わせ

mail mail

お問い合わせフォーム